【書評】これからの世界をつくる仲間たちへ

かばおです。

現状を改善できないか日々考えています。

最近youtubeで落合陽一さんという方の番組を拝見しました。発言や考え方が面白かったので、著書を読んでみようと思い、本書を手に取ってみました。

面白かったですし、今後とう生きていくか考えさせられました。

本書ではコンピューターで行われていることを魔法とし、魔法をかける人とかけられる人がおり、魔法をかける側になるためにどうすればいいのかを提示しています。

魔法使いになるために必要なことは以下の7つだそうです。

言語化する能力、論理力、思考体力、世界70億人を相手にすること、経済感覚、世界は人間が回しているという意識、専門性。

この中で気になったのは

【言語化する能力、論理力、思考体力】

です。

かばおは一時期英語を勉強していました。しかし本書では英語、語学力よりも母国語を用いてロジカルな説明なができることが重要視されています。言われれば当たり前ですね。自分の考えを同じ日本人に説明できないようでは、英語で説明できるわけがありません。それなら半端に英語を身に着けるよりも、論理力を身に着けたほうが有益です。また抽象的な感覚をどれだけ言語化できるかで会話を掘り下げていくことができるそうです。そこで新しいアイデアにも出会えそうですね。

7つの要素を満たし、なにをするかというと、

【解決したい小さな問題を探す。】

です。

これが一番ですね。どうしても自分がやりたいことを探しがちですが、やりたいことは中々見つかりません。それを探す旅に出る人もいるぐらいです。

けど今後人類が解決しなければならない問題はいっぱいあります。

大きな話だと原発の廃炉、少子高齢化社会の対応、エネルギー資源etc…

これらを解決するために知恵を絞るのがこれからの時代は必要になってくるのでしょう。

ただ漫然と仕事をこなすのではなく、問題をみつけ解決していく、とても苦しい道ですが、コンピューターと共存していくためにとても大事なことです。

感覚的な会話をするのではなく、言語化を意識する、現状を受け入れるのではなく、なんとかできないか考える、この2つを取り入れていきたいと思います。

コンピューターの発達が止まらない時代をどう生きていく悩んでいる方は、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です