【書評】ドライバーレス革命 自動運転車の普及で世界はどう変わるか?

かばおです。

現状を改善できないか日々考えています。

本記事では日経BP社出版、ホッド・リプソン、メルバ・カーマン著、「ドライバーレス革命 自動運転車の普及で世界はどう変わるか?」を読んで得られたことを記載しています。

【本書を読む目的】

完全自動運転が実現するまでの技術的な問題、移行する際の社会問題を学ぶために本書を手にとりました。

【内容】

車を全自動にするため、これまで人類が取り組んできたこと、これから必要になってくる技術及び自動運転が実現した際のメリットデメリットが解説されています。

斬新と感じたのは、自動運転への移行を段階的に行うことを否定している点です。人間は怠ける生き物であり、普段はハンドル握らなくてもいいけれど、いざという時は人間が対応するというのは、危険性をはらむという考えです。

100%安全なシステムができることはないので、自動運転における安全度が人間の2倍になった時点で、人間はハンドルを譲るべきと本書では主張されています。

技術面においては、センサーで得られた情報をもとにアクセルやブレーキに指示を行うための頭脳であるオペレーティングシステムが重要視されています。また物体認識やシーン理解の困難さを解決した、ディープラーニングの解説もなされています。

自動運転が実現した場合、車内でお酒を飲んだり、よからぬことをする人もでるかもという話は、興味をひかれました笑

【考えたこと】

 

人間がハンドルを譲るタイミングが今後大きな問題になると思いました。社会的な流れとしては段階的な移行が一般的と思いますが、必ずながらスマホや寝てしまう人が急増するでしょう。

急激な変化は好まれないかもしれませんが、Googleなどソフトウェアに力を入れてる会社は一足飛びの変化を狙っていると思いますので、ぜひとも実現させてほしいものです。

それから自動運転によるタクシーサービスの相乗りが実現すれば、車内を出会いの場とするようなサービスもでてくる気がしました。

【行動に移したこと】

自動運転実現可能性を加速させた、ディープラーニングの勉強をしてみようと思います。これまでディープラーニングに触れる書籍は読んできました。本を読むだけでも知識は得られると思うのですが、コンピューターにどのような指示を人間がだすのか具体的につかめていません。そこで実際にプログラミングを試せる本を手に取りたいと思います。

間違いなく難しいと思いますが、とりあえずチャレンジしてみます。

自動運転に取り組む人類の歴史、必要となる技術に興味がある方は本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。

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