【書評】ワトソンで体感する人工知能

かばおです。

現状を改善できないか日々考えています。

本記事ではリックテレコム出版、井上研一著、「ワトソンで体感する人工知能」を読んで得られたことを記載しています。

【本書を読む目的】

ディープラーニングや人工知能についていくつか本を読みましたが、実際どういった動きをするのか知りたくなりました。最初はプログラミングに関する本を何冊か眺めてみたのですが、軽く試せる感じではありませんでした。

早くも挫折しそうになっている中、既存のサービスである人工知能ワトソンを体感することができるという、本書のタイトルに惹かれて手に取ってみました。

【内容】

人工知能の歴史から始まり、GoogleやAmazonなどIT企業の取り組み、ディープラーニングを含む機械学習の解説、そして、クラウドを通し人工知能を使用できるコグニティブサービスであるワトソンを用いて、人工知能を体感することができます。(コグニティ=認識や認知)

IBMのワトソン以外にもコグニティブサービスはあり、それらがどのような用途に使用できるか表にされているものが、これから人工知能を取り入れようとする企業には役立ちそうです。

本書は実際のビジネスに携わる方や文系の学生向けに書かれており、難しい数式は出てこず、人工知能がどんなものかスムーズに理解することができした。

【考えたこと】

かばおが使用したワトソンのVisual Recognitionでは、画像データを集めれば、特徴を認識するための学習を自動でやってくれるますが、このデータを集める作業が地味に大変です。

データを集めながら、GoogleやFacebookのようなビッグデータをすでに持っている会社は、機械学習の重要度がます中で、更なる発展を遂げるなと感じました。それからIoTが実現した場合、そこから生まれるデータを獲得する企業が、最終的な覇者になりそうです。

人工知能はすごいんですけど、それだけで何かが生まれるわけではありません。そこに人間のアイデアを重ねることが重要だと改めて感じました。

新しいテクノジーができること、できないことを知っておくことが必要です。

【行動に移したこと】

本書記載のとおり、ワトソンで人工知能を体感できたことは有意義でした。

データの収集とIoTに興味がわきましたので、その辺を勉強してみたいと思います。

人工知能を実際に使ってみたいけど、難しい数式は苦手という方は、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。新しい発見につながるかと思われます。

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