かばおです。
現状を改善できないか日々考えています。
「これは彫刻を鑑賞する練習ではありません。見る練習なのです。」
インターネットの発達に伴い、得られる情報の数が爆発的に増えました。これまでは聞くことのできなかった、個人的な意見もSNSやニュースサイトの投稿で知ることができるようになりました。そういったコメントを見て、自身の意見とすり合わせを行い、安心感を得ている方もいるのではないでしょうか。
人は他人と思考のズレがどの程度あるか気になってのでしょう。
しかしこのうような物事の捉え方をしていると、触れられる情報量に対して、自身の視点が固定されてしまいがちとなります。
そこで、アートを題材とすることで、通常とは異なる視点を養う方法が、以下の動画で述べられています。
「見る」ためのレッスン Amy Herman(エイミー・ハーマン)
彼女は視覚教育の専門家であり、米海軍特殊部隊の隊員や医師、犯罪捜査官向けの訓練で彼女が使っている技術を、解説してくれます。手法は、生徒に芸術作品を見せ、どう感じたかを言語化させ、行動させることだそうです。教育を受けたある捜査官は、通常であれば目に見るモノに視点を置き、捜査を進めるところを目に見えないモノに着目することで、事件の方向性をガラッと変えたそうです。
昨年度日本でもアートの観察眼を磨くことを紹介した本がベストセラーとなりましたが、海外でも同様の能力が求められていることがわかりました。教育方法も似通っていました。
インターネットの普及率は世界規模で見た時にようやく50%を超えたところといわれています。(https://digitalreport.wearesocial.com/)
今後もインターネット使用者は増え続けると思われますので、ますます多様な情報及び意見が増えてくると思われます。その時に自身の意思を保つために「見る」力は非常に重要となってくるでしょう。その日に備えて、本動画を視聴し、「見る」力を鍛えておくのは、いかがでしょうか。
最後に彼女が何を重要としているのか。。。
「目に見えない人間同士のつながりを築き、あらゆる人に新たな視点から自分の仕事や世界を見る力を与えようとしているのです。」
多角的な視点で物事を見ていきたいです。