かばおです。
現状を改善できないか日々考えています。
本記事では中央公論新社、楠木 新著、「定年後 50歳からの生き方、終わり方」を読んで得られたことを記載しています。
本書を読んで学べる大きな点は、定年退職者の現実、定年後の人生をイキイキとすごすための考えです。定年後の長い人生を考えるきっかりになる、良書と感じました。それでは以下に内容等を記載していきます。
【内容】
著者の実体験を交え、定年退職を迎えた人たちのその後が細かく描かれています。また、定年退職後に控えている、長い人生を豊かにする方法として、50歳代からの準備の大切さが説かれています。社会とのつながりをもつために居場所をつくることと、配偶者との良好な関係を構築していくことが、重要と感じました。
【これまでの考えと異なる点】
定年後にバラ色の人生が控えているという考え方を思いっきり否定します。
特に男性は会社へのコミットが高すぎるため、社外でのコミュニティに参加することに不慣れなため、孤独な定年後を迎える恐れがあることを警鐘しています。
【本書のポイント】
会社に依存しすぎないことです。
そのためには、社外での活動を徐々に行い、「定年後」の準備が必須。
本書で紹介されているもので、かばおが実践したいことは以下です。
・子供のころに夢中になったものに再度取り組む。
子供のころに打算計算なく夢中で楽しめたものが、お金という目的なしでも続けられることではないかと、考えました。
そこで小学校の文集を見返すと、かばおは「漫画家」になりたかったようです。そういえば、よく絵を描いていたなーと思い出しました。趣味として絵に挑戦してみようかなと、思った次第です。それが収入に繋がればいうことなしですが・・・。
【どうやって有効だと検証した?】
著者自身の体験や様々な職種の方々への取材等が本書のベースとなっています。
【考えたこと】
かばおは50歳の早期退職を目標にしています。そのために資産形成に励んでいるところですが、経済的な面以外の準備も重要だと痛感しました。
早期退職後に時間もお金もあるのに「何もやることがない・・・。」とならないよう、自分のやりたいことや居場所について、準備していきたいと思います。
定年退職のその後に興味がある方は、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。