【書評】モビリティー進化論 自動運転と交通サービス変えるのは誰か

かばおです。

現状を改善できないか日々考えています。

本記事では日経BP社出版、アーサー・ディ・リトル・ジャパン著、「モビリティー進化論 自動運転と交通サービス変えるのは誰か」を読んで得られたことについて記載しています。

【本書を読む目的】

高齢者ドライバーによる交通事故を食い止めるには、時間はかかると思いますが、自動運転が最適と考えました。そこで自動運転の現状や想像される未来を学ぶために本書を手に取りました。

【内容】

自動運転と交通サービス(カーシェアリングやUber型サービス)の普及や解決される問題を日本だけではなく、世界各国を比較して検証しています。ユーザーや自治体の視点も取り入れており、様々な視点を提供してくれます。

自動運転の開発にはソフトウェアの付加価値が高まり、コストの割合もシフトしていくようです。それをもとに自動運転が実装された車体の価格についても考察がなれています。

供給する側が今後考えていくべきことや、日本企業が取り組みべきことも提示されています。

【考えたこと】

自動運転が実現することで交通サービスも多様になり、そもそも車を持つ人が減少すれば、車の数が減る、駐車スペースも減る、渋滞はなくなる、環境負荷も低減される、自動車メーカーにとってはもろ手を挙げて歓迎できるような状況にないと感じました。

自動運転車が当たり前になると、そこにどんな付加価値を与えられるかが、生き残るカギとなってくるでしょう。

また、陸続きであれば、自動運転車一台あれば、寝てる間に移動し、起きたら観光を楽しむということができるようになると思います。これができると効率的な時間の使い方でより密度の濃い旅行を楽しめそうです。

自動車メーカーだけではなく、観光業界なども変革を求められるでしょう。

【行動に移したこと】

自動運転が抱える問題や技術的な展開に興味がわきましたので、書籍を使って勉強したいと思います。手軽に色んな知識を吸収できる本という媒体は便利です。

それから運転する際に自動運転になったらどうなるだろう、現在の交通システムに潜む問題点を考えて車を運転したいと思います。そうすることで、かばおが解決できるような小さな問題が見つかるかもしれません。

本書では自動運転と交通サービスの今後について、利便性だけではなく、コスト面の試算もなされていますので、興味のある方は手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

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