【TED】中国における安全な食品の将来 Matilda Ho(マチルダ・ホー)

かばおです。

現状を改善できないか日々考えています。

「配慮ある忍耐とは待つ能力という意味ではない。待つ間にどのような行動をとるべきか知ることなのです。」

無農薬野菜、オーガニックチキン、オーガニックレストランetc…安全な食品に対する注目は日本や欧米で高い関心を集めています。多少値段は高くなっても品質を重視するという人は周囲にも見かけます。

モノが満たされると質の向上を求めていくのでしょう。

こういった状況は先進国だけかと思っていましたが、中国でもオーガニックに対する関心が高まっているようです。

供給するために苦戦している状況が以下の動画からわかります。

「中国における安全な食品の将来 Matilda Ho(マチルダ・ホー)」

彼女は中国国内で農薬等が検出されない食品を探し回ったそうです。あきらめかけた時もあったようですが、現在では57軒の農家から240品目の農産物を供給しているそうです。

中国でそういった農産物が作られていることに驚きました。日本のスーパーに中国産の農産物は売られていますが、敬遠して国産のものを選ぶ方も少なくないと思われます。過去のテレビ番組等による影響ですかね。

この動画をみて近い将来、中国の農産物が注目される日がくると感じました。それは安価低品質ではなく、高品質のものとしてです。

そして現在発展途上国でも遅かれ早かれそういった日を迎えるでしょう。そうなると世界全体で、地域ごとの特色をだした農産物で勝負する必要性がますます高まる気がします。高品質な農産物に取り組む日本の農家は、先駆者的な立場になるのではないでしょうか。

最後にかばおは彼女の考え方に惹かれました。誰もが忙しなく生きる中国において、なぜ忍耐強く時間をかけて、安全な食物を供給する必要があるのか。。。

「我々は祖先から地球を受け継いでいるのではなく、子どもたちから借りているのです。」

耳が痛くなりました。子どもたちに誇れる選択をしていきたいです。

 

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