かばおです。
現状を改善できないか日々考えています。
本記事では淡交社出版、高橋絹子、新崎隆子著、「外国人に茶道を伝える英会話例文集」について記載しています。
【何の本?】
日本の文化である茶道を日本語と英語で紹介する本です。
外国人に説明することを前提に書かれているので、茶道に関する知識が全くない、初心者が読んでも流れをつかめました。
【何をどのように詳しく述べている?】
国内において茶道を体験できる場所、抹茶を飲むことができるお店の紹介。
茶道の基本的なルール。
茶道体験時に外国人が注意すべき点。
歴史及びQ&A。
会話形式で記述さており飲み込みやすい形になっています。
茶道を全く知らないものが読んでも基礎的な知識を身に着けることができました。
【全体としては真実?】
全体としては真実でした。
英文には目を通していませんが、茶道がどんなものかを知る入門書としてはよいと思います。
また、抹茶を楽しむためには茶碗、茶筅及び抹茶があれば自宅で飲むことで提案されており、茶道を格式ばったものとしない点に好感がもてます。
チョコレートが合うというのも面白く外国人や若者世代に受け入れられやすいのではと考えました。
【どんな意義がある?】
他国の人が興味をもつ自国の文化に精通できます。
日本のわびさびが凝縮された茶道に触れることで美意識の改善につながると考えます。
これからは外国人観光客も増えていき、日本文化への関心が益々高まると思います。言語の壁もAIによりなくなれば、自国文化についてひとおり説明できるようになることは、大切なことです。
自分自身の幅を広げるためにもとりあえず、挑戦してみることが大事です。
本書を読んでみて早速抹茶を買って飲んでみました。カプチーノを作る機械で泡立てのですが、うまくいきませんでした。結果は苦く粉っぽさも残ったまま。。。やはり茶筅は必須のようです。
日本の美意識である茶道に触れてみたい方は本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。