【書評】学問のすすめ

かばおです。

現状を改善できないか日々考えています。

本記事では致知出版、福沢諭吉著、奥野宣之訳、「学問のすすめ」について記載しています。

【何の本?】

明治の自己啓発本です。

実学を学び国庫化繁栄に貢献することをすすめています。

色んな業界の方を批判した本でもあります。

また西欧に追いつくためになすべきことが記されています。これから発展する国の方が本書を読むと惹かれるかも?

【何をどのように詳しく述べている?】

学問(実学)を学ぶことがどれだけ有益か、豊かになれるかを述べています。

国家が存続するために法や納税を遵守すべき。これにより個人が膨大なコストを支払うことなく、安全な暮らしが補償されることが解説されています。

【全体としては真実?】

全体としては真実と思われます。明治の本ですが現代でも通じる内容が記載されています。特に自己投資に関する話は面白いです。

どこに投資するかを実学と結び付け、無益なことに時間を投資しないことが大切。

また自分自身の棚卸を定期的に行い、今の自分に何が必要なのか、これまでどんなことをなしてきたかを考える。

外国のものがいいとは限らないので、疑いの心をもって自分にとってどうかを考え判断する力も必要。

【どんな意義がある?】

実学を身に付けるためにかかった費用は、簡単にペイできるという思想を得ることができる点が、最も重要かと思います。

例えば学費が500万円かかったとしても、ものの数年で取り返すことができるでしょう。

自己投資を惜しんではないけない。ただそれは、お金になるかを考えることが大事です。実学かということですね。

 

幅広い方を批判しているので、読んでて耳が痛いところもあると思いますが、実学を学ぶことの重要性を改めて気づかせてくれる良書と思います。

現代の自己啓発本にお腹いっぱいの方は、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。

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