かばおです。
現状を改善できないか日々考えています。
本記事では日本実業出版社出版、竹内 薫著、「知識ゼロのパパ・ママでも大丈夫!「プログラミングができる子」の育て方」について記載しています。
【何の本?】
プログラミングや英語などを教えている著者の教育方針を書いた本です。
【何をどのように詳しく述べている?】
人工知能が普及する未来において求められる「論理的に考える力」の鍛え方が主たるテーマとなっています。
著者がどのようなアプリを実際に使用しているかも記載されており、参考になります。ビジュアルプログラミング言語とよばれる、「Scratch jr」を使うことで視覚的にプログラミングを学べることが紹介されています。 また情報リテラシーや子供の考える力をどうやって伸ばしていくかも詳述されています。
【全体としては真実?】
全体として真実かどうかは不明です。
というのも、本書のターゲットとなっている世代が大人になってみないことには、著者の方法が正しいかどうかはわからないためです。特にこれまでの大人が経験したことのない未来が待っていることから、何が正しいか判断するのは、困難を極めるかと思います。
しかしながら、親世代が苦手意識を持つことなく、子供に対する教育にデジタル機器を取り入れていく点に関しては、必須と思われます。 子供がゲームなどに没入した際にも叱責するのではなく、ゲームを構成しているプログラミングなど、深いところに誘導していくためには、親にもある程度の知識は求められていくからです。
【どんな意義がある?】
プログラミングを学ぶ意味を知ることができます。 来年度から小学校でプログラミングが必修となりますが、常に最先端が取って代わるプログラミング言語に重きを置くのではなく、プログラミングにおいて必須ともいえる、論理的な思考を身に付け、建設的に物事を考える力を伸ばしていくことが、最も重要だとかばおは判断しました。
来年度から小学校で始まるプログラミングの授業に不安を抱かれている親御さんは、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。