かばおです。
現状を改善できないか日々考えています。
かばおは隠居生活を目指して資産形成を行っています。しかし仮想通貨の登場で未来のお金の扱いが気になってきました。一体かばおが隠居するころお金はどうなっているのか・・・。そこで本書を手に取ってみました。
結論から申し上げますと、21世紀ではお金よりも個人の信用と時間が重要になってくるそうです。せっせと資産形成を行っているかばおには衝撃です。
まず資本主義経済の発展により生活コストは大幅に下がりました。服であればユニクロ、飛行機の移動はLCCなどなど。生きるための生存欲求が安価に満たされることで、人々は社会的欲求を求めるようになりました。有名人の服を着たいとか、Instagramでいいね!をもらいたいとかです。
人々に承認されるために必要なものはお金ではありません。信用です。逆に信用があればクラウドファインディングなどでお金を得ることはできます。
信用を積み上げるためには価値がなければなりません。価値は誠実さ、コミットメント、力量、成果の4つが必要です。これらの要素で価値を生み出し、人々に価値を提供し貢献してゆくことで、信用が積みあがります。
しかし価値を生み出し信用を得るためには時間が必要不可欠です。時間を得るために必要なものは健康な体です。
このため21世紀では時間がもっとも大切な資源となります。そのために健康への知識と意識を高めていく必要あります。
健康が時間を生み、時間が知識と信用、ネットワークを作り、継続的な価値を生み出す仕組みが作られるそうです。
本書ではお金がなくなる未来もあり得ると主張しています。かばおはお金はなくらないと思いますが、個人の信用が重視される未来はなんとなくわかります。現在ユーチューバーや人気ブロガーの影響力は芸能人と比べても遜色ないと思いますし、今後は逆転するでしょう。
信用された個人の発信による影響力が高まる社会・・・。隠居生活のために資産形成をするだけでけではなく、健康を維持し、信用を得られるように価値を高める。日々漫然と過ごしていたら置いて行かれそうですね。